肺真菌症

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病 名
肺真菌症
ふりがな
はいしきんしょう

  肺真菌症とは、肺炎の一種でカビによる感染症です。真菌とは、カビのことです。カビの種類は多く、アスペルギルス、カンジダ、クリプトコッカス、トリコスポロン、ムコールなどが肺炎を起こします。

 肺真菌症を起こしやすいのは、抗がん薬、免疫抑制剤、副腎皮質ホルモンの使用などで、全身の抵抗力の弱った人や、肺化膿症のなごりとして肺に空洞がある人、アレルギー性の気管支ぜんそくを持つ人などです。


 肺真菌症の治療は、抗真菌薬の内服及び点滴静注です。からだの抵抗力が弱っていると難治性で、しばしば死にいたる事があります。

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